一畳ブログ
空知椎音の妄想を書きなぐる場所です。
801的・同人的要素が強いので、注意してください。
この世のあらゆるものとはまったく無関係な唯の妄想です。
苦手な方はゴーバックプリーズ。
画面からは801mm離れて見やがって下さい。**一部に18歳以上の大きなお友達用の閲覧物があります。18歳未満のお友達は見てはいけません**
嫉妬(宗清)
猛将伝発売決定おめです!
で
ガラシャ復活おめ!!
マジで盛大に祝うのじゃ!!
猛将伝はどんなステージかなwktk
三清で宗清で三左で稲ぎんで伊達孫ガラシャでありますよーに!!
というわけで拍手に続いてのせんむそssです!
本命の宗清です!!
はじめは嫌い(苦手)だったのに、ほだされて流されて、気になるアイツな宗←清が、いいですね☆(キラッ
続きで本文
**嫉妬**
「愛してるよ清正」
「戦場にお前がいれば人目で判る、どこにいてもお前の戦いぶりばかりに目が行ってしまうよ」
重厚そうな鎧を着た長身の宗茂が腕に清正をぎゅうと抱きしめながら呟いた。
5つも年下だというのにどこで覚えてきたのか、甘い言葉はスラスラと紡がれていく。
「へー」
「ふぅん」
清正はいつものことかと、気持ちのこもらない返事をした。
『大体はこれで落ちるのに、このセリフで落ちなかったのは誾千代とお前だけだ。そんなところも好感が持てる』
どこか咬み合わない返しを受けたのはだいぶ前のことだった。
一瞬どきりとはしたものの、彼には妻がいることも知っていたし、同じ戦場で何人もの人に似たようなセリフを吐いていたのも分かっていた。
真にうけたら負けだ。
心に言い聞かせれば何度も何度も語られる甘い睦言さえただの背景音にしかならなかった。
「清正聞いているのか?」
「聞いている。」
抱きしめられた肩越しに整った宗茂の顔。
身の丈、武勇、容姿、腕力、家柄、どれをとっても『完璧』な宗茂がなぜ一介の子飼い武将に過ぎない自分にこうも絡んでくるのか理解出来ない。
『他にもいるだろう』
と以前宗茂に問を投げたことがあった。
家柄や、武勇など優れたものならもっと多くいるはずだ、と。
なんで俺ばかりに構うのだ、と。
『お前が好きだからだ、清正』
向けられた満面の笑みが眩しくて清正は目を逸らした。
きっと誰にでもその言葉を投げかけているのだろうと分かっていても顔が赤くなる。
真正面から他人に行為を投げかけられたことがなかった清正は、一時の戯れ軽薄な思いだとしても受け止めるには重すぎたのだ。
「なら何故俺の言葉にそっけない返事をする」
拗ねたように宗茂が清正をなじる。
普段は大人びたふりをして、年上の清正をガキだ餓鬼だと笑うくせにたまに急に子供じみた言葉を放つことがある。
「うるせーな」
顔を近づけてくる宗茂の頬に手のひらを当てて、ぐいと強引に距離を開ければ体に巻き付いていた頑丈な腕も一緒に取れた。
「お前の言葉は胡散臭いんだ」
拳をぎゅうと握る。
視線は足元に落として、宗茂に背中を向けたまま、搾り出すように言葉を放つ。
「うさんくさい?」
わかってないようなセリフが帰ってきて清正の苛立はドンドンと大きくなっていく。
「ああ、胡散臭い。俺が好きだというその口で嫁にも愛の言葉を紡げば、元就公にも甘い言葉を吐き、他の軍の女武将にも誘いの言葉をかけて、今日何度俺のことを好きといった口で他の武将をたらしこんだ!お前は軽薄なんだよ・・・・・・信用できるはずがない!」
冷静に、落ち着いて、と思っていても感情が高ぶり最後は激しく恫喝するような口調になってしまった。
こんな調子で言うはずじゃなかった。
こんな言葉じゃまるで、俺が・・・・・・
「嫉妬してくれたのか」
清正の心にもよぎった言葉を背後の宗茂がうれしそうに朗らかな声でつぶやいた。
「そんなのするわけ無いだろ」
鼻で笑う用に返しても後の祭りなのは自分でも分かっていた。
「かわいいな清正」
「うるさい」
「愛してる、清正」
「しゃべるな」
または以後から抱きしめられる。
耳朶に唇を寄せ、さっきよりも低く甘い声で清正の名前をなんども呼んだ。
「あれは一種の社交辞令だ。気にする必要などない。ああいう言葉の一つや二つ言えなければこの乱世渡ることはできない」
「だけど!」
「だけど?」
社交辞令に本心はない、と言われてもなおも腹がたって振り返って宗茂を睨む。
「だけど、だ、その・・・」
「『俺だけにしか甘い言葉は言うな』か?」
「!?!?」
肩越しに微笑む宗茂が清正の心を読んだように言いどもる清正のセリフを続けた。
驚いきのあまり心臓が停止するかと思った。
だが、すぐに独特と素早い脈動を始めた心臓のおかげで、顔に血が集まり、首筋まで清正は真っ赤に染めることになる。
「かわいいな。お前のために今度からは気をつけよう」
もう言葉も出ずに硬直してしまった清正の赤い頬にちゅっと接吻し宗茂は腕の中から清正を開放した。
で
ガラシャ復活おめ!!
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本命の宗清です!!
はじめは嫌い(苦手)だったのに、ほだされて流されて、気になるアイツな宗←清が、いいですね☆(キラッ
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**嫉妬**
「愛してるよ清正」
「戦場にお前がいれば人目で判る、どこにいてもお前の戦いぶりばかりに目が行ってしまうよ」
重厚そうな鎧を着た長身の宗茂が腕に清正をぎゅうと抱きしめながら呟いた。
5つも年下だというのにどこで覚えてきたのか、甘い言葉はスラスラと紡がれていく。
「へー」
「ふぅん」
清正はいつものことかと、気持ちのこもらない返事をした。
『大体はこれで落ちるのに、このセリフで落ちなかったのは誾千代とお前だけだ。そんなところも好感が持てる』
どこか咬み合わない返しを受けたのはだいぶ前のことだった。
一瞬どきりとはしたものの、彼には妻がいることも知っていたし、同じ戦場で何人もの人に似たようなセリフを吐いていたのも分かっていた。
真にうけたら負けだ。
心に言い聞かせれば何度も何度も語られる甘い睦言さえただの背景音にしかならなかった。
「清正聞いているのか?」
「聞いている。」
抱きしめられた肩越しに整った宗茂の顔。
身の丈、武勇、容姿、腕力、家柄、どれをとっても『完璧』な宗茂がなぜ一介の子飼い武将に過ぎない自分にこうも絡んでくるのか理解出来ない。
『他にもいるだろう』
と以前宗茂に問を投げたことがあった。
家柄や、武勇など優れたものならもっと多くいるはずだ、と。
なんで俺ばかりに構うのだ、と。
『お前が好きだからだ、清正』
向けられた満面の笑みが眩しくて清正は目を逸らした。
きっと誰にでもその言葉を投げかけているのだろうと分かっていても顔が赤くなる。
真正面から他人に行為を投げかけられたことがなかった清正は、一時の戯れ軽薄な思いだとしても受け止めるには重すぎたのだ。
「なら何故俺の言葉にそっけない返事をする」
拗ねたように宗茂が清正をなじる。
普段は大人びたふりをして、年上の清正をガキだ餓鬼だと笑うくせにたまに急に子供じみた言葉を放つことがある。
「うるせーな」
顔を近づけてくる宗茂の頬に手のひらを当てて、ぐいと強引に距離を開ければ体に巻き付いていた頑丈な腕も一緒に取れた。
「お前の言葉は胡散臭いんだ」
拳をぎゅうと握る。
視線は足元に落として、宗茂に背中を向けたまま、搾り出すように言葉を放つ。
「うさんくさい?」
わかってないようなセリフが帰ってきて清正の苛立はドンドンと大きくなっていく。
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清正の心にもよぎった言葉を背後の宗茂がうれしそうに朗らかな声でつぶやいた。
「そんなのするわけ無いだろ」
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「うるさい」
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または以後から抱きしめられる。
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「あれは一種の社交辞令だ。気にする必要などない。ああいう言葉の一つや二つ言えなければこの乱世渡ることはできない」
「だけど!」
「だけど?」
社交辞令に本心はない、と言われてもなおも腹がたって振り返って宗茂を睨む。
「だけど、だ、その・・・」
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「!?!?」
肩越しに微笑む宗茂が清正の心を読んだように言いどもる清正のセリフを続けた。
驚いきのあまり心臓が停止するかと思った。
だが、すぐに独特と素早い脈動を始めた心臓のおかげで、顔に血が集まり、首筋まで清正は真っ赤に染めることになる。
「かわいいな。お前のために今度からは気をつけよう」
もう言葉も出ずに硬直してしまった清正の赤い頬にちゅっと接吻し宗茂は腕の中から清正を開放した。
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プロフィール
HN:
そらちしいね
年齢:
124
性別:
女性
誕生日:
1900/04/14
職業:
事務員
趣味:
妄想
自己紹介:
空知椎音です。
日記という名の萌がたり・妄想垂れ流し、アニメリアタイ実況、マンガ感想などはだいたいツイッターで垂れ流しています。
こちらは完全に小説置き場になっていますので、日常日記はほぼありません。
支部にも同時にUPしています。
(10932のみ支部限定)
現在視聴中(ツイッターリアタイ実況)のものは匿名、単車魔法使いです。
アニメ見れてないなあ・・・
お気軽にお声かけください!
リンクは女性向け同人サイト様に限りリンクフリーです。
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