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興奮しちゃうのはしちゃうんだからしょうがない!(兄金)

 今回もまたエロ挫折ですー!!
ホントはどエロいのにしようと思ったんですが、心の中の寒咲さんが、「真護は非実在青少年だからダメ」っていうのでー(嘘)


はい、自分の力量不足です。





#PDCLmatsuri投下ブツです。






つづきでほんぶん
  



**興奮しちゃうのはしちゃうんだからしょうがない!**







金城が寒咲の長い指をぺろりと舐めた。
あかぎれをおこし、がさがさになっている指先を熱い舌で舐めあげた。

「ちょ、真護?!」

驚いたように、声を上擦らせて寒咲が体をびくん、と一度痙攣させると首筋まで真っ赤にして硬直してしまう。

「舐めとけば治ると言ったのは寒咲さんじゃないですか」

黒いセルフレームの奥の瞳が真っ直ぐ見つめる。
曇り一つない純真で幼い瞳を持つ彼は時々、大胆なことをして見せてくれる。

「そういう問題じゃねえよ」
「でも、」

まだ言葉を紡ごうとする金城に、まだ頬を赤く染めたまま寒咲はあかぎれでがさがさした指を彼のふっくらと厚い唇にそっと合わせた。

「…お前な、」

小さくため息をついて、もう一つの同じくがさがさの手のひらで金城の大きな手のひらを掴んだ。

「……え?」
「いくら何でもだよ、俺だって男だ」

手のひらを自らの股間まで導いてそっとズボンの上に押し宛てる。こりっと固い感触が布越しに伝わって、金城の頬は真っ赤に染まっていった。

「な、んで…?」
「お前が思ってるほど俺は大人でも聖人でもないんだよ」

目を伏せて自虐的に笑う。
あてがわれた後輩の手のひらにはドクドクと脈打ち次第に膨張する高まりが伝わってるだろう。

絶望されただろうか。
でも仕方ないだろう。
男なら誰しも持つ生理現象なんだから。

「オレはお前に触れたり触れられたりするだけで、興奮しちゃうんだよ」

そう言っておどけて笑う。

「好きな奴に触れられて、エロい気分にならない奴なんて居ないだろ?」

体を寄せて制服に守られている股間を握れば、あっと小さな声で鳴いてすでに赤い頬をさらに赤らめ、一番上までかっちり閉められたワイシャツの襟元の近くまで肌を赤く染めた。
握られた金城の股間は、寒咲の手のひら中で数回ピクピク嬉しそうに跳ねた。

ああ、この堅物の主将も、普通のどこにでもいる青少年なんだな、と思えて、寒咲は笑をこぼした。

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年齢:
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性別:
女性
誕生日:
1900/04/14
職業:
事務員
趣味:
妄想
自己紹介:
空知椎音です。
日記という名の萌がたり・妄想垂れ流し、アニメリアタイ実況、マンガ感想などはだいたいツイッターで垂れ流しています。
こちらは完全に小説置き場になっていますので、日常日記はほぼありません。

支部にも同時にUPしています。
(10932のみ支部限定)

現在視聴中(ツイッターリアタイ実況)のものは匿名、単車魔法使いです。
アニメ見れてないなあ・・・

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