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ノイズ(夏神)

 わー!
わー!!

ベルゼアニメ化楽しくって仕方ない!!
そして!
今週末は!!!




かんざきくううううううううううううううん!!!!!!




待ってました神崎くん!
やられてしまうけど神崎くん!

たのしみ!
ちょうたのしみ!!


ということで、
誘い受け?夏神。
しかも、
セフレwwww


神崎くんにとって、姫ちゃんと夏目は棒であればいいwww
気持ちいい棒www

夏目と神崎もそれわかってればいいと思う。




え?
えろ?
あきらめた。

ほんとはあんなことこんなこといっぱいしたかったけど、
はずかしくなっちゃいました(てへ

あんなこんなプレイご希望ありましたら、是非コメントください。
善処しますwwwww










続きで本文








 


**ノイズ**




 
猫背になって自分より頭半分小さな神崎の背中を一歩下がった位置から見つめて進む。
いつも夏目の隣に並ぶ城山はお使いと称して下級生の校舎まで神崎のお気に入りの飲み物を買いに行かされて今は不在だ。

「そんなに頻繁に買いにいかせるなら教室に冷蔵庫おいちゃえばいいじゃない」

緩慢な口調で前を行く神崎に問いかけてみてもうんともすんとも言わず神崎は落書きや喧嘩による破損で汚れた廊下を進んでいく。
男鹿に敗れはしたものの未だ東邦神姫の名前は石矢魔高校では圧倒的なものらしい。
廊下にたむろする不良たちは二人の姿を見るとすっと壁の方に体をどかしていく。



「どこいくの?こっちに何かあったっけ」
「何もない」
「だよねぇ」

人気のない特別教室に進めばあたりには蛍光灯すらついていない。
学業に勤しむ生徒も教室前のようにたまる姿も見えない。
人が隠れてる気配もないこの場所に向かう目的など夏目にはわからなかったし、どうでもいいことでもあった。

果たし状がくれば神崎のことだ、うまく言い訳をして夏目をおいてくるだろう。
神崎がなにも言わないのだから夏目にも聞く理由はない。
仲間内を統べる彼の言動は絶対だから挟む口などもつはずもない。

「こっちだ」

ガラリと扉を開けて誘い込まれたのは廊下の端の音楽室。
教室名を示すプレートは壊されている。
穴が開けられた防音効果のある壁とそこにかけられた落書きだらけの音楽家の肖像がこの教室の元の用途を示していた。

「音楽室?」
「見りゃわかるだろ」

辺りを見回して夏目が問いかければ神崎が背中をむけたまま抑揚のない声で答える。

「新しい溜まり場?広いけど一年校舎からはまた遠くなっちゃうから城ちゃん大変になるなぁ」

三年校舎のさらに奥の端。
今使用する教室でさえ自販機から遠いと神崎が文句を言うのにさらに遠ざかれば短気な彼の機嫌が更に悪くなることくらい自明のはずだ。

それでもここを使うならば彼なりの意味があるのだろう。
そこまで考えて夏目は思考を止めた。
理由などどうでも良くなって新しいたまり場(仮)を見回しながら近くにある机に体をもたれかけた。

「三人で使うには広すぎるけど、誰にも邪魔されなくていいかもね」

少し動いたことであらわれた神崎の横顔を眺めて笑う。
感情の読み取れない苦い顔をしている。

「誰も来ないから来た」

まだ自分を見ない神崎にすうと目を細めて次の言葉を待った。
神崎と城山といればおしゃべりだと思われるのは単に二人が寡黙過ぎるだけで、夏目かて言葉が多い方ではない。
言葉は茶化す程度あればいいし、他人の感情など顔を見ればだいたいわかる。

「人気のない場所とか、もしかしてエッチなお誘い?」

これは茶化すための言葉。
神崎とは何度となく体を重ねていたからこの問いも不自然なものではない。恋人と言うには甘味などなく、単にお互いの性欲を満たすための行為だったから場所やムードなど関係なかった。
それこそプールの隅の人気のない草むらや体育倉庫で致すときもあった。

「神崎くん声大きいから確かにここはちょうどいいかもねぇ」
「うるせぇ、」


神崎が振り向き様に蹴った机がガタンと鳴って絨毯敷きの床に倒れていく。
その様を見送ったのちに視線を戻せば乾いた唇を舐める神崎がいた。

「シたいの?」
「悪いか」
「昨日もしたのに?」
「口答えか」
「まさか」

猫背の神崎が夏目を覗き込むようにして見上げれば、ぞくり、と背筋が総毛立つ。
恐怖ではない。
この勝ち気な王様を攻略するかを考えるだけで快感で毛穴がしまる。
プライドを傷つけずにそれでも快楽に溺れよがり狂うはしたない姿が見たかった。

「エッチな神崎くん悪くないもん」

短い髪の毛に手を滑らせる。
乾燥してささくれだった唇に舌を這わせる。
何度も繰り返した口付けに抵抗などみせず神崎はそのまま夏目の舌を口内に迎え入れた。

「…ぅん」

神崎の吐息が鼻から抜けて誰もいない静かな音楽室に溶けていく。
緩やかにしかし確実に体積を増していく股間が夏目の太股に触れた。
快感に従順な体がゆるゆると動き出すのを感じて夏目は体を反転させると、神崎の痩躯を固い音楽室の机に押し倒した。
ダンっと乱暴に押し付けられても壁に吸い込まれるように消えていく音。

「誰もいないし、もってつけだね」

唇を離して笑う。
銀糸が途切れて神崎の唇を濡らした。
誰もいない静寂。
押し倒した相手を見つめて笑う。
二人の息づかい以外の音が消えて世界が二人だけになった。

「神崎くんと二人きりの世界だ」
「煩い、もうしゃべるな」

おしゃべりが、と眉間にシワを寄せた神崎が夏目の首筋に腕を回してその体を引き寄せれば、またすぐに音は溶けて消えてしまった。




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1900/04/14
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自己紹介:
空知椎音です。
日記という名の萌がたり・妄想垂れ流し、アニメリアタイ実況、マンガ感想などはだいたいツイッターで垂れ流しています。
こちらは完全に小説置き場になっていますので、日常日記はほぼありません。

支部にも同時にUPしています。
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現在視聴中(ツイッターリアタイ実況)のものは匿名、単車魔法使いです。
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