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1111(ふるおが)

今日はポッキープリッツの日!

って、
いつのまにかできた謎なひだねwww

twitterですごい盛り上がってた(現在進行形)理侘びじゃなくて、

お菓子といえば、

古男です。


しかもぬるぬるでごめん。
(エロくないよ、もう全然一般向けだよ)

古市と男鹿は、こうほのぼのが似合うとおもうんだよね。うん
(エロは苦手だ)





1111





「古市、おやつ!!」


今日も相も変わらず学校が終わると男鹿は古市の家に上がり込んで、背中についていた赤ん坊を床におくとニカっと口を開け笑い、ギザギザした歯を見せる。
男鹿が古市の家でおやつを強請るのは小学生になるまえからの習慣で、古市の家には何故か彼の分の菓子がある。

「はいはい、ったく…偶にはお前だって持って来いよ」

今日も盛大に溜め息をついて古市が差し出したのは市販のチョコレート菓子。

「えー、ポッキーかよ。ケーキは?」

「母さんが今日はコレしかないってさ」

「何だよ、古市のう●こ!!」


目の前にはイチゴやデコレートが施された様々な菓子の箱が並ぶのに男鹿は口をとがらせ不満を漏らす。
10種類以上並べられれば底まで高価なものではなくても、簡単の息を漏らしてもいいだろうに、古市の母が用意するどこぞの有名洋菓子店のケーキに餌付けされている男鹿には物足りないおやつのようだ。

「じゎぁやらねえ」

「そうとはいってねぇ」


古市は箱からイチゴ味にコーティングされたポッキーを一本取り出すと、男鹿の目の前に振りかざす。
ムキになって飛びつき、古市の手すがら食べつこうとする勢いの男鹿をひょいと後ろに体重をかけて避けると、膝の上に倒れ込む男鹿を支えると悔しそうな顔に満面の笑顔を向け。


「ダメ♪」

口を大きくあけて甘い匂いの菓子を一本見せびらかすように口にくわえる。


「古市のくせにーっ」

「うぎゃっ…って、男鹿っ!!」


ひとつ大きな声で叫ぶと、山積みされたパッケージを開けまとめて口に入れガリガリと破片を飛ばしながらかぶりついていく。
古市の切羽詰ったように叫ぶ声も聞こえないのか殺気立った顔で食べ尽くす育ての親に、隣にちょこんと座った赤ん坊がだあ、とひとつ雄叫びをあげた。

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そらちしいね
年齢:
124
性別:
女性
誕生日:
1900/04/14
職業:
事務員
趣味:
妄想
自己紹介:
空知椎音です。
日記という名の萌がたり・妄想垂れ流し、アニメリアタイ実況、マンガ感想などはだいたいツイッターで垂れ流しています。
こちらは完全に小説置き場になっていますので、日常日記はほぼありません。

支部にも同時にUPしています。
(10932のみ支部限定)

現在視聴中(ツイッターリアタイ実況)のものは匿名、単車魔法使いです。
アニメ見れてないなあ・・・

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