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スカート、ひらり(今金)


スパークお疲れ様でした!
ラブペだでサークルさんを回ろうと思って同じ島の周りをグルグル回って、自分がどこにいるのかリアルにわからなくなった、しいねです。
配置図もって見ながら回ってたんだぜ?
なんでそうなった

わたしもびっくり。

帰りは帰りで、西館の入り口と喫煙所を行ったりきたりしてて、わたしりんかい線に乗れないかと思った^q^



というわけで、
文化祭シーズン?なので?
金城くんに女装してもらいました^q^
坊主頭であの体格!
絶対似合わないとわかっているのに考えるだけで興奮します!

似合わない女装=受け
似合う女装=攻め

という
意味のわからん頭の持ち主でごめんなさい。
出来れば
金城くんと福ちゃんでWメイドして欲しい^q^
金城くんが絶対領域メイド服で、福ちゃんがロングのオールドタイプ!
うわああああああああ!!!
天国じゃないですかああああああ!!!


人間的に気持ち悪いですね(わたしが)
そして誰か、わたしに金城くんメイドをください。
スカートに頭突っ込みたいから




AKBのタイトルとは何らかんけーねー話しだぜ!!!






続きで本文



 






**スカート、ひらり**





「その…格好…」

本日は晴天なり。
爽やかな秋空のもと、県立総北高校の文化祭が始まった。
クラスや部活単位でさまざまな展示物が並ぶ廊下を今泉は何に興味を示す訳でもなく進む。
鳴子や坂道は普段に輪をかけてテンションが高かった。

廊下の途中、ひときわ賑わう店舗の前を通ると、見知った顔に遭遇する。
しかしその格好は今泉にはいまいち馴染めるようなものではなく。

「今泉か…文化祭は楽しんでるか」
「……それなりに…それより、」

あんた何て格好してるんですか?

部活の主将である金城に向かってこぼれ落ちそうになる言葉をすんでのところで飲み込んで、彼の向こうの看板に目をやった。

「メイド…喫茶?」
「ああ、それのウェイターだ」

メイド喫茶。
アキバ大好き坂道に聞けばメイド喫茶がどんなものであるか詳しく解説してくれるだろう。
勿論今泉にも多少の見聞はある。

しかしだ。
メイド喫茶の給仕といえば大抵女子だ。
女子のはずである。
決して男子が――しかも上背もあり、筋肉のついた金城のような男子がするものではないはずなのだ。

「男子の方が面白くなると言われてな」
「……」
「似合わないだろうが勘弁してくれ」

眉を下げて金城が苦笑いする。
黒い膝上15cmのスカートの下には同じく黒いニーソックスに包まれた足が覗く。

連日の練習で鍛えられた太もも。
確かに、こんな格好はまだ線の細い下級生や本当の女子の方が似合う。

「いえ…」

似合っていますよ。

思わず口からこぼれ落ちそうになった言葉。
今泉にはアンバランスな金城のその姿を笑うことも、いつものような皮肉めいた言葉を投げ掛けることもできない。
息を飲んでただスカートの裾とニーソックスの間のわずかな肌の露出――絶対領域を見つめていた。

「どうした?」

白いレースのヘッドドレスをした金城の顔が近づく。
大きく鼓動が跳ねるのがわかった。

近づいてみてわかる。
ふわりと香るのは恐らく化粧の匂いだろう。
もとから長い睫毛はマスカラでさらに長く伸ばされ、厚い唇にはピンク色のグロス。
今泉を心配そうに見つめるその視線さえたったわずかな違いだというのに三割増の力強さがあった。

鼓動が早まる。
これが「萌え」なのか?

同学年の坂道が力説する不可解な感情なのだろうか。
腹の底から沸き上がる得体の知れない熱い感情に思わず金城の腕を掴んだ。

「大丈夫か?」
「大丈夫です…」

パフスリーブから覗く腕も十分筋肉質で袖の膨らみなのか筋肉の盛り上がりなのかがわからない。
逸る鼓動はもう押さえられなくて、ゆっくりした動作で今泉は口を開いた。

呼吸がうまくできない。
喉はもうカラカラだ。

「金城さん…ひとつ聞いていいですか?」
「構わん。何だ?」

坊主頭に白いヘッドドレス。
首もとには紺色のリボン。

そんなアンバランスな格好で首を傾げて今泉を窺う金城に、問いかける今泉の鼓動も最高潮に達して。

「その……」

もう一度、スカートの裾のしたに現れた絶対領域を見る。
先程は気づかなかったが、ニーソックスを吊るしている靴下と同色のガーターまで身につけており、なんとも言えない倒錯的な感情が育っていく。

頭がくらくらする。
カラカラに渇いた口にどうにか唾液をためてごくり、飲み込んだ。





「スカートの下…何履いてるんですか?」





回りの雑踏も消えてしまったような静寂に今泉の背中に冷たい汗が流れ落ちる。
顔はこんなにも熱いのに、体の横で握りしめた指先は自分のものかわからないくらいに冷たい。

どうかしている。

心の中で自分自身に悪態をつく。
いきなり、往来で下着の話はないだろう。
そっと見上げた金城も不意打ちのような問いかけに目を開いてポカンとしていた。

「……すんません」
「いや、お前らしくない」
「ホントに…変なこと聞いて…」
「自覚はあったのか」

かけられた言葉は拒絶するようなものでは全然なく、むしろ笑いを堪えたようなそんな声色をしていて。
後悔と絶望に顔を青くしていた今泉は「はい…すみません」と弱々しい言葉を漸く吐き出して、すがるように泣きそうになった顔を金城に向けた。

「何だ…そんな苦しそうな顔するな。突然で驚いただけだ」

ふわり優しい笑みを持って、金城は固まったままの今泉の黒髪を撫でる。
さらさらと指で細い髪をすいていくたびに凍りついた今泉の体が融解していく。

「今泉」
「はい」

「そんなに気になるなら…見るか?」



スカートの中。


と、金城は黒い布の端を詰まんで持ち上げた。

白い足にすっと通る黒いガーターのライン。
むせかえるような甘い化粧の香り。
目の前にはメイド姿の先輩。


「お願い…します」

口の中は相変わらずカラカラではりつく喉が気持ち悪かった。
それでも今泉の答えはひとつしかなかった。
 



end?

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1900/04/14
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自己紹介:
空知椎音です。
日記という名の萌がたり・妄想垂れ流し、アニメリアタイ実況、マンガ感想などはだいたいツイッターで垂れ流しています。
こちらは完全に小説置き場になっていますので、日常日記はほぼありません。

支部にも同時にUPしています。
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