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ペダルビー文庫 古賀コル置き場

 
古賀コルってなんか淫靡だよね、ってそんなTLからの派生妄想置き場。
気づいたら増えてるかもしれないし、そんなことないかもしれない。


ホント、ちょっとした奴ばっかだお。




BL小説に対するのイメージ
受け視点
何か突飛なタイトル・帯文
受けはあんらめ系、攻めは絶倫言葉攻め系
「あいつのこと、好きになる訳ないのに・・・・なんでだろう、すごく気になるんだ」

↑だがしかしこんな王道なBL本持ってないのはなぜ^q^




つづきでつづき
(昨日の夜に一回データ破損しやがってこの忍者め!)
20100616追加






 


**古賀コルペダルビー文庫 タイトル募集**






01;屋上にて

「古賀、センパイ誰かが・・・・」

屋上の上、ちょうどドアからは見えない位置で古賀先輩に押し倒された。まぶしくて額に右手を添えれば、逆光になって表情が読み取れない 。

「ちょっと待って、くだっ」

真っ青な空の下、ただ、うっすらと弧を描く口元だけが見えて、ボクの心臓はドキリ、一つ大きく跳ねた。

「せっ、ぱいっ……ひぃっ、や、めっ」
「どうしたの?そんな声だしちゃって」

先輩の手のひらがボクのわき腹を撫でた。
裾を引っ張って押さえてみたけど隙間を縫ってするり、と漸くつき始めた薄い腹筋をやわやわとさすっている。

「やっ…誰かに、聞かれっ」
「ははは、そんなこと心配してたの杉本くん」

わき腹を通り、ぺたんこな胸を弄る先輩。
ボクはこの状況が誰かに見つかってしまうのではないか、という恐怖に駆られていた。

「大丈夫、たぶんこないよ、こんなとこ」
「多分、?」
「そう、たぶん。杉本くんがいつもみたいな大きい声で鳴いたりしたら、わかんないなぁ」
「ひぃっ…あっ、あぁっ」

先輩の指がボクの胸の飾りをぐいと押した。
ビリっと全身に電流が走ったような気がして、余韻で爪先や腹筋が痙攣してるみたいだった。
あまりの声に両手で口をふさいだはずなのに、快感で震えているからか隙間が漏れ嬌声ともとれない悲鳴は真っ青な空におおきく響く。

「そんなに大声出す程良かった?鳴きよがる姿くらい誰かに見せてあげられればよかったなぁ」
「せ…ぱぃ、ひどっ」

瞼の奥から熱い涙かせり上がってきては視界を歪ませた。
視線の先の先輩の輪郭がゆがむ。

「まったく、キミって子は…」

肩を竦めて溜息をついて笑った先輩は真っ赤な舌でペロリと頬を伝う涙を舐めた。
その後、じっと見つめたまま先輩はひどく愉しそうな声で言ったんだ。



「そんなに泣かれちゃ、もっと泣かせたくなるだろ?」


…………………


02.掃除

 
先輩が一人暮らしをするアパートは学校に程近い住宅街にあった。
「これから特に用がないなら、うちに来る?」
割と早くに部活が終わった休み前に、にこり、と先輩が笑った。
そう言えば付き合い始めたけれど部活が忙しくて先輩の部屋に行ったことがなかったっけと、ボクの中の好奇心がムクムクと膨れて、気づいたら「行きます」って頷いていた。

「汚いとこでごめんね」
「いえ、ボクは構いませ……」

スーパーとコンビニでお菓子や飲み物、夕飯の用意をたくさん買い込んで、築20年はすると思われる古い鉄製のドアの前にたどり着く。
ガチャリと重い鍵音が聞こえてドアが開いた。
先輩がドアを開けて進むのに合わせてボクも1Kという少し狭いアパートに足を踏み込んだ。

「先輩…コレ、、」
「最近忙しくてさ」

部活の備品管理や整備を任されてる古賀先輩だからと、几帳面できれい好きなイメージを持っていた。
ボクが一方的に。

いつもの笑顔で笑う先輩の向こうには引きっぱなしの布団に、おそらく取り込んだまま山積みにされた洗濯物。

部屋の隅には今にも倒れんばかりに重ねられた雑誌。

「先輩、掃除したのいつですか?」
「う~ん…去年?」

掃除をいつしたかさえ忘れてるくらい放置された部屋にボクの腕にぷつぷつと鳥肌が立つ。
ボクの部屋もお世辞には綺麗とはいえないけれど、これは酷い。
イメージとのギャップに幻滅したとかそういうものはなくて、ただ無性にこの部屋をきれいにしたい欲求に駆られた。

「先輩、掃除しましょう」
「せっかく二人きりなんだからいいじゃない」
「終わってからです」

ボクの腰に腕を絡めてくる先輩に、今日は流されずに言葉を向ける。
本当ならボクだってこんな事したくないのだけれど、どうしてもこれは解決したい。

「つれないなあ」
「終わってから、好きなだけ相手してあげますから」

ボクだってこんなことはしたくない、不本意なんだ。でも、と心の中で言い聞かせて部屋の片隅にある洗濯ものに手を伸ばした。
多分アイロンなんてないだろうから手で、パンパン、としわを伸ばしながら制服のワイシャツのしわを伸ばしていく。
正座をしてあまり手際がいいとは言えないけど、一つ一つ畳んで右から左へシャツの山を映していく。

「すごいねぇ、杉元君」
「そんなことないですよ」
「なんかお母さんみたいだ」

あはは、と目の前に体育座りをして膝に顎を乗せたまま僕を見つめる古賀先輩がポツリつぶやいた。
年上の人によもやお母さん、などと言われるなんて、これはほめ言葉なのか、けなし言葉なのかわからなかったボクは、黙ったまま、次のシャツに手を伸ばした。

「あー、お母さんというか、あれだね・・・・お嫁さんみたいだ」

嬉しそうにつぶやいて、ふらりその場を立ってキッチンに向かった先輩の制服のズボンの裾がうつむいた視線の端にちらり映った。
間仕切りの向こうに先輩の姿が消えると、ぼっと音を立ててボクの顔が真っ赤になったのがわかった。

畳んでいたTシャツをギュッとかき抱いて顔を埋める。
安物の洗剤の香りの奥に先輩の香りがした。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



03.練習後

外にいるだけでも汗ばむ季節がやってきた。運動をすれば体中の水分が絞り出されるように滝のような汗となって素肌を濡らす。

「なにやってるの?」

コンクリートに水を蒔いている古賀の目が、すでに制服に着替えて木陰でなにやら白い粉を体にはたいている杉元に向かった。

「ああ、コレですか?僕敏感肌で汗を拭いた後にベビーパウダーは炊かないと・・・・」
「へえ」

目を細めてニッコリと笑顔を作ってみたが漏れる声はまるで興味のない単調なもの。
それを知ってか知らずか杉元はベビーパウダーの効用などをたらたらとしゃべり続けていた。

「ですから、ベビーパウダーには・・・・―――――ウワッ!先輩何するんですか!」

ホースの角度をちょっとずらした。
今まで濡らしていた場所から少し離れた杉元の体に冷たい水が振りかかる。
髪の毛は顔に張り付き、制服のシャツもズボンも、せっかく粉をはたいた体もまるで台無しだった。

「ああ、ごめん、ちょっと手元が狂っちゃって。」
「せっかく粉まではたいたのに台無しですよ!」

また感情のこもってない抑揚のない言葉で返事を返す。
ずぶ濡れになった杉元が顔にかかった髪の毛を一房ずつとっていく。
日に当てると肌の色の透ける制服のシャツは、ジャージに守られ真っ白い肩を浮かび上がらせる。

「ごめんごめん。ふいてあげるから・・・・・すみずみまで、ね?」

蛇口を止めて大判のタオルを杉元の頭にかぶせた。
ガシガシと乱暴にぬぐえば「痛いですよ!」と悲鳴が上がった。


?........................................




こんな感じレベルのがどんどんここから下に埋まっていきます。

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事務員
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妄想
自己紹介:
空知椎音です。
日記という名の萌がたり・妄想垂れ流し、アニメリアタイ実況、マンガ感想などはだいたいツイッターで垂れ流しています。
こちらは完全に小説置き場になっていますので、日常日記はほぼありません。

支部にも同時にUPしています。
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現在視聴中(ツイッターリアタイ実況)のものは匿名、単車魔法使いです。
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