一畳ブログ
空知椎音の妄想を書きなぐる場所です。
801的・同人的要素が強いので、注意してください。
この世のあらゆるものとはまったく無関係な唯の妄想です。
苦手な方はゴーバックプリーズ。
画面からは801mm離れて見やがって下さい。**一部に18歳以上の大きなお友達用の閲覧物があります。18歳未満のお友達は見てはいけません**
眼鏡男子(兄金)
今週のペダルもハフハフでしたね!!
何というテレパシーエースwwwww
かわいいかわいいかわいいwwww
叫ぶほどに、T2botに心配されwww
大丈夫です通常運転ですwwww
今回もまるで意味が分からない流れです。
ごめんなさい、昨日はすごい良い感じに仕上がるとか思ってたんですけど違いましたごめんなさい、昨日のわたし
つづきで本文
**眼鏡男子**
自分の足の間に一回りほど大きな体をしまいこんで座る金城の後頭部を眺めていた。
ぽりぽりと音を立て短くなる菓子を一体何箱あければ目の前の後輩は振り返るだろうか、と寒咲は年上にも関わらず幼い思案を巡らせる。
(その考察が終わってからかな)
一段高いベッドの上に腰を落ち着かせた寒咲には目の前の金城の後頭部の向こうにある大量の紙の束があるのもわかっていた。
練習がないからと無理に上がり込んだ後輩の部屋。
練習がなくとも一学生なのだから宿題やら課題があるのも、数年前まで学生だった寒咲にはわかっていたのだが。
(真面目だなあ)
置き勉、写し…あまり学業ではまじめとはいえなかった三年間と比べてみて目の前の男は酷くまじめすぎて見えた。
「…学生は大変だなぁ」
「…寒咲さん?どうしたんですか急に」
不意に唇から漏れた言葉に驚いたのかぱちぱちと彫りの深い双眸を瞬かせる。
集中しているものだと思っていたから、金城が振り向いて驚いたのは寒咲も同じだった。
口に加えていた棒状の菓子をポロリと落とし、ただ一言、何でもない、と苦笑を漏らした。
「すみません、わざわざ来ていただいているのに、月曜提出の課題があって…」
「いやいや、いいって」
しょんぼりとうなだれる姿は普段の大人びた彼からは想像がつかなくて酷くそのギャップがかわいらしいと寒咲は勝手に思ってはにやける口元をとっさに押さえ込んだ。
自分より体格のよい男子高校生に向ける言葉とは違うとわかっているのだが、このこみ上げる感情に名付ける言葉が思いつかないのも事実であった。
「そういえば、眼鏡昔から?」
見上げる金城の目に掛かる黒いフレームの眼鏡。
寒咲の知り得る過去の彼は練習やレース中サングラスを掛けることはあれども眼鏡をかけることはなかったはずだった。
今日たまたま掛けているのに気付いたのかそれとも、最近買ったのか判らない。
それ以前に、Tシャツにスウェットというラフな姿の金城を見たのが新鮮すぎる。過去2年とちょっと、寒咲の知っている金城の姿といえば総北の制服か、部活のジャージや練習着といったものだったから完全なる”私服"を見たのは両の手の指で足りてしまうかもしれない。
「いえ、そこまで昔というわけではないですが・・・・最近遅くまで起きているので、目が悪くなったみたいで」
「へえー・・・・・あ、ちょっとかしてよ」
戸惑う後輩を横目に、するりと寒咲の手のひらはメガネをさらって自分の顔に当てる。金城の輪郭が自分のものよりも大きかったからか耳にかけてみるとひどくゆるくなって、花の稜線に沿ってずり落ちた。
「どう?似合う?かっこいい?」
「ええと・・・・似あうんですけど・・・・・」
ゴホン、と不自然な咳き込み方をして金城が寒咲から視線をそらす。
口元を抑えているようだが手のひらの端から釣り上がる口元がちらりと除き、笑っている姿を隠しきれていない。
「何?なんで笑ってんだ?」
「ゴホッ・・・・いえ、何か、ご飯ですよみたいだなんて・・・・」
「金城!お前~!!」
いわせたのは寒咲自身だったのに、そう指摘されてしまえばむずむずと相手を責めたくなって、ひどく軽い口調で金城の背中に飛びかかった。
両手でヘッドロックをかける。締めはしない、ただそのポーズだけだ。
「このー、ここはお世辞でもかっこいいって・・・・・」
ふと見上げた先、大きな窓の向こうに自分の知らない自分の顔が見えた。
たしかに、鼻梁の一番先まで下がった眼鏡がひどくマヌケで、やはり金城が言ったとおりどこかのCMのキャラクターみたいだった。
何というテレパシーエースwwwww
かわいいかわいいかわいいwwww
叫ぶほどに、T2botに心配されwww
大丈夫です通常運転ですwwww
今回もまるで意味が分からない流れです。
ごめんなさい、昨日はすごい良い感じに仕上がるとか思ってたんですけど違いましたごめんなさい、昨日のわたし
つづきで本文
**眼鏡男子**
自分の足の間に一回りほど大きな体をしまいこんで座る金城の後頭部を眺めていた。
ぽりぽりと音を立て短くなる菓子を一体何箱あければ目の前の後輩は振り返るだろうか、と寒咲は年上にも関わらず幼い思案を巡らせる。
(その考察が終わってからかな)
一段高いベッドの上に腰を落ち着かせた寒咲には目の前の金城の後頭部の向こうにある大量の紙の束があるのもわかっていた。
練習がないからと無理に上がり込んだ後輩の部屋。
練習がなくとも一学生なのだから宿題やら課題があるのも、数年前まで学生だった寒咲にはわかっていたのだが。
(真面目だなあ)
置き勉、写し…あまり学業ではまじめとはいえなかった三年間と比べてみて目の前の男は酷くまじめすぎて見えた。
「…学生は大変だなぁ」
「…寒咲さん?どうしたんですか急に」
不意に唇から漏れた言葉に驚いたのかぱちぱちと彫りの深い双眸を瞬かせる。
集中しているものだと思っていたから、金城が振り向いて驚いたのは寒咲も同じだった。
口に加えていた棒状の菓子をポロリと落とし、ただ一言、何でもない、と苦笑を漏らした。
「すみません、わざわざ来ていただいているのに、月曜提出の課題があって…」
「いやいや、いいって」
しょんぼりとうなだれる姿は普段の大人びた彼からは想像がつかなくて酷くそのギャップがかわいらしいと寒咲は勝手に思ってはにやける口元をとっさに押さえ込んだ。
自分より体格のよい男子高校生に向ける言葉とは違うとわかっているのだが、このこみ上げる感情に名付ける言葉が思いつかないのも事実であった。
「そういえば、眼鏡昔から?」
見上げる金城の目に掛かる黒いフレームの眼鏡。
寒咲の知り得る過去の彼は練習やレース中サングラスを掛けることはあれども眼鏡をかけることはなかったはずだった。
今日たまたま掛けているのに気付いたのかそれとも、最近買ったのか判らない。
それ以前に、Tシャツにスウェットというラフな姿の金城を見たのが新鮮すぎる。過去2年とちょっと、寒咲の知っている金城の姿といえば総北の制服か、部活のジャージや練習着といったものだったから完全なる”私服"を見たのは両の手の指で足りてしまうかもしれない。
「いえ、そこまで昔というわけではないですが・・・・最近遅くまで起きているので、目が悪くなったみたいで」
「へえー・・・・・あ、ちょっとかしてよ」
戸惑う後輩を横目に、するりと寒咲の手のひらはメガネをさらって自分の顔に当てる。金城の輪郭が自分のものよりも大きかったからか耳にかけてみるとひどくゆるくなって、花の稜線に沿ってずり落ちた。
「どう?似合う?かっこいい?」
「ええと・・・・似あうんですけど・・・・・」
ゴホン、と不自然な咳き込み方をして金城が寒咲から視線をそらす。
口元を抑えているようだが手のひらの端から釣り上がる口元がちらりと除き、笑っている姿を隠しきれていない。
「何?なんで笑ってんだ?」
「ゴホッ・・・・いえ、何か、ご飯ですよみたいだなんて・・・・」
「金城!お前~!!」
いわせたのは寒咲自身だったのに、そう指摘されてしまえばむずむずと相手を責めたくなって、ひどく軽い口調で金城の背中に飛びかかった。
両手でヘッドロックをかける。締めはしない、ただそのポーズだけだ。
「このー、ここはお世辞でもかっこいいって・・・・・」
ふと見上げた先、大きな窓の向こうに自分の知らない自分の顔が見えた。
たしかに、鼻梁の一番先まで下がった眼鏡がひどくマヌケで、やはり金城が言ったとおりどこかのCMのキャラクターみたいだった。
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プロフィール
HN:
そらちしいね
年齢:
124
性別:
女性
誕生日:
1900/04/14
職業:
事務員
趣味:
妄想
自己紹介:
空知椎音です。
日記という名の萌がたり・妄想垂れ流し、アニメリアタイ実況、マンガ感想などはだいたいツイッターで垂れ流しています。
こちらは完全に小説置き場になっていますので、日常日記はほぼありません。
支部にも同時にUPしています。
(10932のみ支部限定)
現在視聴中(ツイッターリアタイ実況)のものは匿名、単車魔法使いです。
アニメ見れてないなあ・・・
お気軽にお声かけください!
リンクは女性向け同人サイト様に限りリンクフリーです。
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