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前拍手SS(宗清+大トロR18)

 

前拍手お礼SSです。


またもやEROのため18歳以下のお友達は閲覧禁止です。




大トロが実録エロ本を書いたようです




続きで本文



 


**大トロが実録エロ本を書いたようです**



「冗長だつまらぬ」


目の前の雷神は眉を寄せて本を放り投げた。

部屋の中には積み上げられた書籍が並ぶ。
この部屋の主は困ったように笑いながらしかめ面の誾千代を見つめている。

「徳川軍のお嬢さんと北条のお嬢さんは絶賛してくれたんだけどねえ」
「褒めるやつらの気がしれない」
「全く君は辛辣だなあ。」

毛利の大殿こと元就は考えていた。
これから先の太平の世、自分はどうやっていきていこうかということを。

好きで書いていた歴史小説もつまらないと切り捨てられ、これからは衆道です!と知り合った若い女子武将から勧められた男色を元にした小説もふらりとやってくる誾千代によって「平凡すぎる」とざっくり切られてしまう。

「仕方ないじゃないか、そんな経験ないんだから」

若い子たちにはついていけないなあ、とばかり溜息をつく。
そこであきらめないのが策士元就である。








「じゃあ経験がないならば、観察して記せばいいって気づいたんだよ」


ニッコリと笑って目の前の二人を見つめる。
ぽかんとその言葉の意味を理解出来ないとばかりに見つめ返したままの清正は強制的に思考を停止してしまったらしく、瞬き一つしない。
反対に、その清正の隣りに座る美丈夫は「さすが元就公、理にかなっていますね」と満面の笑みを浮かべている。

「そうだろう?わたしも失念していたよ。わたしが経験した話だったら彼女たちも臨場感を持てると思ってね」
「さすが俺の倍以上生きているだけありますね」

「いやいやまて、いやまってください!」

あっさりと元就のどこかおかしな理論を乗り込んで快諾する宗茂に思考を停止していた清正が冷や汗たらしてツッコミを入れた。

「この最元就殿にどうもれたのかはいいとしましょう、だが宗茂・・・・このひとが見て経験したことを書くということはだな、お前分かっているのか!?」

太い筋肉に覆われた腕で清正は宗茂の胸ぐらをつかんだ。
そして前後に大きく振り続ける。
どうかこの眼の前の馬鹿な男が少しでもまともな考えを取り戻すように、と。

「清正」
「、な、なんだよ」

拒絶するように顔を背けても大きな手のひらが清正の頬を捉えて離さない。
まっすぐに見つめる瞳から逃れられるはずはなくて上目遣いに清正はゆっくりと宗茂を見つめ返した。

「安心しろ」
「へ、じゃあ・・・」

分かってくれたのか、とぱあと清正の顔が晴れ、胸元を掴んでいた手のひらが離された。



「いつもやっているものを見せればいいだけなんだからな。可愛らしいお前の姿を世に広めるいい機会だ。元就公にしっかりと記してもらおうじゃないか」



ああ、そうだ。
この男は。

清正は呆然とした。
忘れていた、この眼の前にいる美丈夫は頭のからくりがおかしいのだということを。

【一般的な】思考回路は【全くもって】持っていないのだった。





「むね、しげ、も・・・はなし、てくれ!」

後ろから胸前に腕を回されてかがめないようにと清正を抱きすくめるのは鎮西剛勇一と名高い立花宗茂だ。
顔を真赤にさせて自分を絡めとる腕を外そうと清正はもがくも膝立ちのまま後孔を犯され起立した陰茎を柔らかく包まれれば、甘い声を上げて泣くことしかできない。

「普段から清正はこんな嫌がるのかな?」
「いえ、普段はすぐに甘えたような声を出すのですがね。緊張しているのでしょうか」
「へえ、確かに、汗をかいてるみたいだしねえ」
「ひあっ・・・もとな、りどのっ、」

後ろからは宗茂の激しい抽挿が襲い、目の前には興味津々といったばかりに筆の背で見事な腹筋をなぞる元就がいる。
快感と羞恥との板挟みで気をやってしまいそうなほどに体を痙攣させては言葉にならない悲鳴を清正は漏らすばかりだった。

「あれ?」

清正の鍛え上げられた体躯を見とれるように眺めていた元就の視線がある一点で止まった。

「もしかして、清正はまだ子供のままなのかい?」
「ええ、何度か俺が剥いてやろうといったのですがね、痛いとばかり言って。この年になって典医にかかるのも嫌だと駄々をこねて」
「かわいいねえ」
「でしょう?」

もう言葉らしきものは挙げられず、自らも立っているのも難しい清正は荒い息をこぼしながらただ宗茂の名前ばかり呼んでいるようだ。
宗茂は首筋に何度か唇を落として清正をなだめるようにあやしながらなんども抽挿を施し手のひらの中の陰茎を絶頂に向かわせていく。

元就に指摘されたとおり宗茂の手のひらの中の陰茎は亀頭がわずかに見えるだけであとは少年のように皮をまとったままだ。
立派な体躯とは反対に成長を止めてしまったような小ぶりのものの先端を元就が触ってみれば、割れた腹筋がびくびくと痙攣し、頭上の唇から甘い吐息が漏れた。

「でもこのままだと病気が心配だからね。しっかりと剥いてあげるほうが清正にとってもいいことなんだよ」
「痛いと泣くのですが」
「そこは君の腕だろう?しっかりと優しく剥いてあげれば鳴きはすれど、泣きはしないよ」
「ふむ」

鈴口からあふれる透明な液体で指を濡らすと元就はゆっくりと円を書くように亀頭をいじりだす。
強引に引き剥がすではなく丁寧に少しずづ表皮をはがしていけば切なく詰まりそうな音が溢れてきた。

「ここは普通の人でも敏感だからね。優しくしてあげないと彼のような子でもだめだからね」
「わかりました。さすが元就公」

感心したようにその手さばきを眺めていた宗茂は元就が清正から離れた瞬間に最奥を付いた。





「で、どうかな?一応私が見聞したものに脚色を加えてみたんだけど」

数日後早速出来上がった本を毛利邸にあそびにきていた誾千代に差し出した。

「ふむ」

ペラペラとまくる指はいつもより早い。
これは好感触だと元就は内心拳を高々と上げる。

「1つ聞きたい」
「なんだい?」
「こんながたいの良い男の絡みが面白いのか?」
「うーん」

誾千代に問われて元就は考え込んだ。
身近な見本がいなかっただけなのだが、需要は稚児の方が多いであろうと真っすぐに意見をする誾千代に返す言葉も見つからなかった。
 

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