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裸エプロンは男の浪漫だって殿が言ってた(みつさこR15)

TLで盛り上がった左近の裸エプロンネタです。
最近左近に対してどうも最低な行為しか働いてなかったのでリリカルBL目指してみました。

さこんの中年のダレ尻と脂肪の乗ったかさかさした肌を舐めまわす殿が変態だってことですよね。

と言うことで誰か、裸割烹着左近くれください





続きで本文








**裸エプロンは男の浪漫だって殿が言ってた**




トントントントン・・・・
小刻みに聞こえる音はきっと左近が夕餉を用意する音だろう。
廊下の向こうから香り高いかつぶしの匂いが漂ってきて、それだけで三成の口の中には唾液が広がってくる。

「左近、今夜の献立は」

台所につながるのれんをくぐれば、黒い髪を1つに束ねた左近が思ったとおりに夕餉の支度をしているところだった。

「今日はアジが安かったので塩焼きですよ、殿」

振り返る左近の笑顔が愛しくてそばに寄って後ろから抱きしめれば「危ないですからどいててください」と腕の中でわずかに身じろいだ。
それでも、三成のことを全力で剥がすことのないその態度がいじらしく邪魔にならないようにと両の腕を腰に回した時にふといつもと違うほんのちょっとの違和感が三成の脳の恥をかすめた。

(どこが)

違うのだろう。
抱きしめた腕に力を込めればピッタリと密着する左近の背中。
筋肉と脂肪が交じり合った柔らかく暖かな背中。

(帯がない)

普段後ろから抱きついても背中で結われた帯のせいでどうしても隙間ができてしまう。
それなのに、今日は隙間を埋めるほどに左近と密着できているのだ。

(まさか)

ピンと前髪で何かを感じたのか三成は左近の割烹着の裾から手を伸ばし入れる。

「ひあぁっ///と、殿っ、何を」
「何・・・だと?左近、お前こそこんな格好」

脇腹から腹筋を通って下腹部に手を這わせばなめらかな肌触りの向こうにざらついた感触。
”こんな格好”と三成が眉をひそめてといかけるのも無理はない。
普段の真っ白い割烹着の下に左近は何も着ていない――裸割烹着姿で夕餉の支度をしていたのだから。

「だって、とのが」

はしたない格好となじるように三成の両腕が左近の胸を、肌を掠めて撫でていけば、ひああ、と一声叫んだあと握りしめた包丁を流し台に滑り落として、欲情に濡れた瞳を向けてきた。

「俺が何だ」

素知らぬ顔で敏感な肌を攻める。
脇腹の傷に爪を立て、わざと猛る左近ご自慢の大筒(笑)に触れぬように内ももをなぞれば、がくりと腰から力が抜けて左近は台所の床にへたり込んでしまう。

「裸割烹着は男の浪漫だって」
「ああ・・・そんな事覚えていたのか」
「殿が楽しそうに言うから、てっきり。左近みたいな中年のおっさんがしたところで面白みもないでしょうがね」

いつか酔っ払った時に漏らしたことがあるな、とひとりごちる。
反応の薄い三成に、拗ねたように左近はそっぽを向いてしまったが、決して興奮していないわけではない。
いや、興奮しているのだ。
筋の浮かび上がった首筋から鎖骨のライン、普段は長い黒髪に隠された項、その先端が見えそうで見えない程の短さの裾に覆われた太もも。
総てが三成の性的な興奮を高めてくれる。
そっけない態度をしなければこのいじらしくも愛おしい家臣にこの場で食らいついてしまいそうになるからだ。

「・・・・・・・全く、左近め」
「へ?と、との?」

そっぽを向きながらも主人の様子が気になるのかチラチラと視線を送る左近がどうにもこうにも三成の理性を崩しにかかってきて、一つ大きくため息をつくと、三成はへたり込んだままの左近の傍へ跪いた。

「貴様から誘ったのだ、覚悟はできているのだろうな」

手を伸ばして無精髭だらけの顎に手をかける。
カサついた唇さえも愛おしい。
何度もくちづけて赤く腫れ上がるまで舐めてやりたい。

「もちr・・・・」

左近の返事を聞く前に三成は瞳を閉じてその愛しい唇に齧りt――――




******



「殿ぉ!いつまで寝てるんですか、殿ぉ!」

ガシャンガシャンと金属音が鳴り響く。
耳に聞こえるのはいとしの左近の声。
そして鼻孔をくすぐるのは鰹節のいい香りだ。

「ん、さこ・・・ん?」
「はい左近ですよ、あんた今何時だと思ってるんです」
「ううぅん・・・・夕餉の支度を・・・左近が裸割烹着で・・・」

寝ぼけ眼をこすりながら三成が告げれば、頭上ではぁあ、と大きなため息。
そして・・・・


バキッ★

ボコッ☆

ドッカーン☆彡


「そんなもの俺が着るわけ無いでしょうが!さっさと二話で水でも浴びてきてくださいよ!!!」

寝ぼけているのかそれとも意識してだっただろうか、起き上がって左近の股ぐらに顔を突っ込むように抱きついた三成は、顔を真赤にさせた家臣の全力のグーパンチで寝巻きごと井戸のある二話へと飛んでいって。

「うう・・・・夢、か・・・・」

抱きついた腰に結ばれた帯をするりと一瞬で解いた三成は左近の香りの残るその布に顔をうずめながら後頭部のたんこぶをさすっていた。

「いつになれば左近は裸割烹着を着てくれるのだ・・・・」

城主の問いかけは朝の青空に溶けていった。

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1900/04/14
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妄想
自己紹介:
空知椎音です。
日記という名の萌がたり・妄想垂れ流し、アニメリアタイ実況、マンガ感想などはだいたいツイッターで垂れ流しています。
こちらは完全に小説置き場になっていますので、日常日記はほぼありません。

支部にも同時にUPしています。
(10932のみ支部限定)

現在視聴中(ツイッターリアタイ実況)のものは匿名、単車魔法使いです。
アニメ見れてないなあ・・・

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