一畳ブログ
空知椎音の妄想を書きなぐる場所です。
801的・同人的要素が強いので、注意してください。
この世のあらゆるものとはまったく無関係な唯の妄想です。
苦手な方はゴーバックプリーズ。
画面からは801mm離れて見やがって下さい。**一部に18歳以上の大きなお友達用の閲覧物があります。18歳未満のお友達は見てはいけません**
モスグリーンのあなたと
最近頭湧いててごめんなさい!
でも本当はピュアっ子なの(てへ
というわけでピュア虎不だおお!
おしっこも大好きだけど、ピュア大好き!!
虎丸くんの進学先を考えるとヨダレが出ます。
FFI代表にも選ばれたし、有名どこからは推薦バンバン来るだろうね!
「本命は雷門か!!」とか言われてたのに、なぜか帝国はいるといいよね!!!
いいよね!!
つづきで本文
**モスグリーンのあなたと**
「不動さんっ」
春先には珍しく東京の空に雪が降った日のことだった。虎丸に呼び出されて公園へと向かう。
「何だよ、わざわざこんな寒い日に」
「今日じゃなきゃ駄目なんですよぅ」
ダウンコートのポケットに手を入れて悪態をついた不動にどこか浮かれ調子の虎丸。紺のダッフルコートを着て薄く雪がつもり始めた地面の上をくるくるとまわっている。
「用ないなら帰るぞ」
スタンドカラーのコートの襟で口許まで隠す不動は本当に寒いのかかたかたと震えている。
「あーっ、待ってくださいよぅっ!せっかちなんだからぁ」
帰ろうとする不動に抱きついて、まだ追い付かない身長を武器に上目遣いに見つめれば、不機嫌な顔のままだが足を止めて虎丸に向き直った。
「下らない話なら帰るぜ」
「大丈夫です!」
足を止めた不動にぱあっと明るい笑顔を見せた虎丸はいそいそとコートを脱ぎはじめて。
「お前っ、その服」
「えへっ♪似合ってますか?」
首を傾げて笑う虎丸が来ていたのはモスグリーンの制服で。
赤い襟元を指でつまんで得意気にポーズを決めていた。
「雷門はいいのかよ」
「僕が帝国いくのダメですか?」
てっきり進学先は雷門だと噂になっていた虎丸に、不動の瞳が丸く見開かれ言葉は途切れ途切れだ。
「駄目ってか、憧れの豪炎寺センパイはいいのかよ」
「え?」
少しすねたように口を尖らせて放たれた言葉に虎丸も驚きを隠せないようだ。
しかし直ぐにいつもの無邪気な笑顔に戻って、もういいんです。とはっきりとした口調で呟いた。
「もういいって」
「代表で一緒に戦ったから今度は対戦してみたいなって。」
「へぇ、向こうは三年なのに入学して帝国でレギュラー盗ろうってか」
自信満々の虎丸に不動が棘のある言葉を放つ。
影山の陰謀があったからといって40年無敗の帝国でレギュラーを張るのは飛び級代表の虎丸かて容易なことではないだろう。
「大丈夫です!だってぼくですよ?」
「自信つけやがって」
「それに」
「それに?」
虎丸が不動に背を向ける。
つられて問い返せば上半身を捻って振り返った虎丸と目があった。
「あなたと一緒に一年間プレーできると思えばどんなことだってやりとげて見せますよ」
「お前っ」
右手でブイサインを出してウインクをする。
可愛らしくもあり頼もしい表情に不動の顔がどんどんと赤くなる。
「ばーか」
「えへへ、だって、不動さんと一緒に居たかったんだもん」
「もんじゃねーよ」
えへへ、てれちゃってかわいいー!と両手を上げて抱きついてくる相手に、真っ赤になった顔を背けてうつむく不動。
「ねえ、どうですか?にあってますか?」
「うるせーな」
「ねえってば、ふどうさあん!」
しつこく迫ればそっぽを向いて不動はすたすたと虎丸のそばから離れていく。
追いかけるように小走りに擦り寄る虎丸とは目をあわさないようにと、雪に濡れたつま先ばかり見てるようだった。
「ねえ、ねえってばあ!」
「うっせえなあ・・・・・・ったく、」
かっこいいよ、と悪態まみれにつぶやいた言葉はしんしんと降る春の雪の中、虎丸の耳にしか入ってこなかった。
入学式まであと一週間。
桜は咲くだろうか。
ニヤける口元をそのままに、これから始まるであろう新生活に虎丸の心は満開に咲き誇っていた。
でも本当はピュアっ子なの(てへ
というわけでピュア虎不だおお!
おしっこも大好きだけど、ピュア大好き!!
虎丸くんの進学先を考えるとヨダレが出ます。
FFI代表にも選ばれたし、有名どこからは推薦バンバン来るだろうね!
「本命は雷門か!!」とか言われてたのに、なぜか帝国はいるといいよね!!!
いいよね!!
つづきで本文
**モスグリーンのあなたと**
「不動さんっ」
春先には珍しく東京の空に雪が降った日のことだった。虎丸に呼び出されて公園へと向かう。
「何だよ、わざわざこんな寒い日に」
「今日じゃなきゃ駄目なんですよぅ」
ダウンコートのポケットに手を入れて悪態をついた不動にどこか浮かれ調子の虎丸。紺のダッフルコートを着て薄く雪がつもり始めた地面の上をくるくるとまわっている。
「用ないなら帰るぞ」
スタンドカラーのコートの襟で口許まで隠す不動は本当に寒いのかかたかたと震えている。
「あーっ、待ってくださいよぅっ!せっかちなんだからぁ」
帰ろうとする不動に抱きついて、まだ追い付かない身長を武器に上目遣いに見つめれば、不機嫌な顔のままだが足を止めて虎丸に向き直った。
「下らない話なら帰るぜ」
「大丈夫です!」
足を止めた不動にぱあっと明るい笑顔を見せた虎丸はいそいそとコートを脱ぎはじめて。
「お前っ、その服」
「えへっ♪似合ってますか?」
首を傾げて笑う虎丸が来ていたのはモスグリーンの制服で。
赤い襟元を指でつまんで得意気にポーズを決めていた。
「雷門はいいのかよ」
「僕が帝国いくのダメですか?」
てっきり進学先は雷門だと噂になっていた虎丸に、不動の瞳が丸く見開かれ言葉は途切れ途切れだ。
「駄目ってか、憧れの豪炎寺センパイはいいのかよ」
「え?」
少しすねたように口を尖らせて放たれた言葉に虎丸も驚きを隠せないようだ。
しかし直ぐにいつもの無邪気な笑顔に戻って、もういいんです。とはっきりとした口調で呟いた。
「もういいって」
「代表で一緒に戦ったから今度は対戦してみたいなって。」
「へぇ、向こうは三年なのに入学して帝国でレギュラー盗ろうってか」
自信満々の虎丸に不動が棘のある言葉を放つ。
影山の陰謀があったからといって40年無敗の帝国でレギュラーを張るのは飛び級代表の虎丸かて容易なことではないだろう。
「大丈夫です!だってぼくですよ?」
「自信つけやがって」
「それに」
「それに?」
虎丸が不動に背を向ける。
つられて問い返せば上半身を捻って振り返った虎丸と目があった。
「あなたと一緒に一年間プレーできると思えばどんなことだってやりとげて見せますよ」
「お前っ」
右手でブイサインを出してウインクをする。
可愛らしくもあり頼もしい表情に不動の顔がどんどんと赤くなる。
「ばーか」
「えへへ、だって、不動さんと一緒に居たかったんだもん」
「もんじゃねーよ」
えへへ、てれちゃってかわいいー!と両手を上げて抱きついてくる相手に、真っ赤になった顔を背けてうつむく不動。
「ねえ、どうですか?にあってますか?」
「うるせーな」
「ねえってば、ふどうさあん!」
しつこく迫ればそっぽを向いて不動はすたすたと虎丸のそばから離れていく。
追いかけるように小走りに擦り寄る虎丸とは目をあわさないようにと、雪に濡れたつま先ばかり見てるようだった。
「ねえ、ねえってばあ!」
「うっせえなあ・・・・・・ったく、」
かっこいいよ、と悪態まみれにつぶやいた言葉はしんしんと降る春の雪の中、虎丸の耳にしか入ってこなかった。
入学式まであと一週間。
桜は咲くだろうか。
ニヤける口元をそのままに、これから始まるであろう新生活に虎丸の心は満開に咲き誇っていた。
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プロフィール
HN:
そらちしいね
年齢:
124
性別:
女性
誕生日:
1900/04/14
職業:
事務員
趣味:
妄想
自己紹介:
空知椎音です。
日記という名の萌がたり・妄想垂れ流し、アニメリアタイ実況、マンガ感想などはだいたいツイッターで垂れ流しています。
こちらは完全に小説置き場になっていますので、日常日記はほぼありません。
支部にも同時にUPしています。
(10932のみ支部限定)
現在視聴中(ツイッターリアタイ実況)のものは匿名、単車魔法使いです。
アニメ見れてないなあ・・・
お気軽にお声かけください!
リンクは女性向け同人サイト様に限りリンクフリーです。
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