一畳ブログ
空知椎音の妄想を書きなぐる場所です。
801的・同人的要素が強いので、注意してください。
この世のあらゆるものとはまったく無関係な唯の妄想です。
苦手な方はゴーバックプリーズ。
画面からは801mm離れて見やがって下さい。**一部に18歳以上の大きなお友達用の閲覧物があります。18歳未満のお友達は見てはいけません**
俺の左近がこんなに尻軽のはずがない 壁尻編(R18)
欲求不満左近と言いつつこんな遠いとこまで来てしまいました。
第8話です。
なんだか空白があると書きたいものが二転三転しますねってことで、サブタイ通りです
知らない方はググってください。
私は左近をどうしたいんでしょうか・・・・
自分の頭の中がわかりません・・・・
とりあえず、なんか、モトサヤに収まった?感じですね。
おさまったのかわかんないですが、
一段落?
いや、でも、山田との絡みをもう少し書きたいけど・・・
うむぅ・・・
続きでとりあえず本文
**俺の左近がこんなに尻軽なはずがない 壁尻編**
その『壁』は拠点の端の林の中にあった。
おそらくは誰も寄り付かないような、昼間でもうっそうとした原生林の中の下草が刈り込まれた一角に。
あと少し奥に行けば、千階の住人が八潮織りなどを研究する施設がある、そんな普通の『人間』がほとんど訪れない場所である。
その壁は少し異様だった。
大きな杉の木の間に木枠と漆喰で塗り固められ作られた壁である。
雨除けのように瓦のひさしが付き、それだけでも自然のままの森とは合いまみえないというのに、その白い漆喰から、生身の臀部が突き出ているというからまた異常なのだ。
『壁尻』
だれが言い出したかはわからないが、漆喰から臀部のみ露出するその姿を表す言葉としては果てしなく正解に近い言葉である。
いつからそこにあるのか、果たしてそれが誰の尻なのかはわからない。
ただ、露出したその臀部にあく穴は赤く売れた排泄腔だけであったからその性別が男であるということは理解できた。
「ほら、ここだ」
「本当にあるのか…趣味が悪いな」
だれも口には出さないが、確実にその『壁尻』のうわさは連合軍内で広まっていた。
人の口には戸が立てられないのは国や時代が違えと手同じことである。
今日もまた、軽装の兵卒が二人連れだってその壁の前に現れていた。
「しかも男じゃないか」
男のうちの一人が尻を見て大きくため息をついた。
おそらく『いい性処理場所がある』とでもふれ込まれたのだろう。
郡内には女性兵士もいるが、彼女たちは女性武将の護衛であり、かなりの手練れであった。
こんな閉鎖された世界で欲求不満になっても吐き出すはけ口はない。
言い寄っても切り捨てられるのが落ちである。
姉川あたりにはそのような風俗施設はあるようだが、ただの一兵卒には敷居が高かった。
そこで広まったのがこの『壁尻』だった。
「無償で性処理ができる場所がある」
どういうからくりかはわからないが、突如としてできた壁尻は利用料を取ることはなかった。
特に何も示されていないが金を払う場所がないからタダでいいのだろう。
そういう見解だった。
「タダなのはいいが、男はな…俺は王元姫将軍とヤってみたいんだ」
壁の尻が男だと分かりむすくれる男に、何度もここを利用したことがあるというもう一人の兵卒がまあまあ、となだめてその尻に近づく。
「俺だって、ヤるならあの貂蝉様がいいに決まってる。だがな、この尻…男だからって舐めないほうがいいぞ」
「どういうことだ」
「下手な女より具合がいいってことさ」
パシン、と男がその尻を叩けばぶるりとその肌が震え、赤く熟れた菊門がひくひくと収縮しだした。
厚く盛りあがった開口部に指をかけて穴を広げれば蠢動する内壁が見える。
おそらく何度も使用されているであろうその排泄腔であったが、広げる指に反発するようにいまだ収縮する力は残っている。
「へえ、お前がそこまで言うなら、本当に悪くないのかもな」
「勿論だ」
渋ってきた男も、淫靡にうごめく後孔にごくりと生唾を飲み込んで、誘うようにひくつく底にぬるりと指を差し込んだ
ふんぐぅぅ、
壁の向こうから低いうなり声が聞こえる。
おそらくこの尻の持ち主だろう。
しかし、布のように阻まれた不明瞭なその声ではその尻が誰のものであるか何て判別できようもない。
それよりも差し込んだ指は深い腸壁に食いちぎられてしまいそうなほどに加えこまれる。
ばらばらと指を動かさなくては持っていかれそうなほどの収縮具合であった。
「うおお、こ、こりゃやべえ」
「だろ?こんなんに突っ込んだら一発で昇天さ」
「しかも、いじるたびに濡れてきやがる…とんだ淫乱な尻だな」
男の指が内壁をいじるたびに女の愛液にも似た分泌液が腸内をぐちょぐちょに濡らしていく。
まるで、そこに肉棒を差し込まれることを望むかのような仕上がり具合に兵卒の二人の興奮も最高潮である。
壁の向こうからも、熱い咆哮のような吐息が途切れることなく聞こえてきていた。
「もう我慢ならねえ!先に行かせてもらうぜ!」
初めてこの壁尻を目の当たりにした兵卒が、我慢が聞かなくなり、自らの下半身を寛げると怒張した一物をその壁尻にあいた唯一の穴に勢いよくねじ込む。
ぐちゅり、ぐぽり。
淫猥な水音を立てて肉棒を飲み込んだ淫穴はひくひくと内部をうごめかせて挿入を喜んでいる。
んふぅあ・・あぐぅ、うふぅ、
壁の向こうの誰とも知らぬ声も挿入から間を置かずにやってきた強い抽挿に戦慄く。
筋肉と脂肪の程よく着いたその尻をつかんで、激しく腰を打ち付ける兵卒の顔は、だんだんと、余裕のない雄の顔になっていった。
「やべっ、もうっ!」
5分もしないうちに男はその尻の最奥で自らの欲望をはじけさせた。
どくどくと直腸に注がれていく精液を壁尻は最後まで搾り取ろうと内壁をうごめかせきつい収縮を繰り返す。
「ん・・・ふぉお・・・!」
引き抜くときには内臓まで一緒にこぼれてしまいそうなほどの圧力。
噂になるほどの名器であるのは確かだった。
「やばいだろ?」
「ああ、これは女が抱けなくなるな」
くぽりと肉棒が抜かれた菊門からは吐き出された白濁の液体がどろりと零れ落ちた。
真っ赤に腫れた縁の肉が、まだ咥えたいとばかりにひく理非くりと開閉を繰り返す。
「じゃあ、次は俺だ」
二人目の兵卒が、肉欲に血走った眼をして壁から突き出す臀部を眺める。
ぬぷり、とまた秘穴に肉棒がねじ込まれる。
うあぁ、とうめくような声が壁の向こうから聞こえたが欲望に支配された男たちには関係のないことだった。
****
それから二人の兵卒が立ち去った後、何人か肉欲に取りつかれた男たちが壁尻の前に現れては思いのたけをその穴に打ち込んでは帰っていった。
人の波が途切れたのはそろそろ夕闇が近づくであろう時刻。
うっそうとした森は葉の黒い影と、赤々とした夕日の光に包まれていた。
「ふむ、今日はここまでじゃの」
「左近はまだ足りなそうではあるが、こう暗くなっては仕方ないな」
がさごそと下草を踏みしめて現れたのは、伏犠と三成であった。
二人は壁から出ている尻ではなく、反対側の隠された側にたって、その尻の本体である男を見下ろした。
壁尻の反対側には、肉棒に真空管のようなものを取り付けられ、布で猿轡を締められた連合軍の軍師・島左近が木製の寝台にうつ伏せに括りつけられていた。
三成がその顔のもとに膝をつき、涙で濡れた顔を舐める。
「ふぉ、の、」
「良かったではないか、今日もたくさんのものに抱かれて満足だろう」
口を釣り上げて浮かべた笑はひどく冷たかった。
眼の奥は笑っていない。暗い光の瞳だ。
唾液に濡れた布の猿轡では不明瞭な声しか出せなく、殿、殿と名前を呼ぶのに、目の前の主人には全く届いていないような気さえする。
「これでまた実験が続けられる、左近、感謝するぞ」
「ふっひ、は・・・んっぐあぁあっ」
「ははは、そう喜ぶようになく出ないわ、年甲斐にもなく苛めたくなってしまう」
股間の下にうずくまった伏犠は尿瓶のような容器に溜まった精気に上機嫌になって笑う。
本日分の精気は十分に溜まったようで柔和な笑顔で左近を値切るようにその背中を撫でた。
ほっとその体が弛緩するのを見ると、肉棒に嵌めこまれた真空管を力任せに引きぬくあたり、この仙人の本性が笑顔の仮面の奥に見えるようなきがするのだ。
「それではわしは、後ろの始末をして帰るとしようか。三成、あとは頼む」
「貴様に頼まれなくとも家臣のことは俺が面倒を見る」
硝子作りの器具をそっと地面に置くと伏犠は壁の向こうに消える。
三成はその姿を見送るとようやく戒められた左近の口元を開放した。
「と、のぉ」
こぼれ落ちるのは欲情に濡れた家臣の声。
まだ足りんのか淫乱め、と鼻で笑えば、その瞳に涙をたたえる。
「良かったではないか、貴様のような淫乱な男が必要とされる仕事もあるようだ」
「そ、んな・・・殿、俺は・・・左近は」
「淫乱ではない?」
弁解するように声を震わせて三成にすがりつく勢いの左近に冷たい言葉を浴びせかける。
先日乳首に貫通させた金環をおもむろに引っ張りあげれば、ヒイィ、と喉の奥を鳴らして左近が痛ましい声で泣いた。
しかし、そんな姿も三成には響かない。
痛めつけることによってさえも反応する陰茎が目に入るからだ。
「こんな刺激で高ぶらせる貴様は淫乱ではない?」
「・・・と、の、これは・・・」
顎を掴まれて潤んだ瞳の奥を覗かれれば左近の体は収縮する。
事後処理は終わったのだろう、伏犠は硝子の器具とともに消え、左近の尻はあの壁から開放されていた。
「何だ」
「これは・・・その、」
「仕事だから致し方無い、か?それとも構わぬ俺が悪いと詰るか?」
三成の鉄甲の嵌められた指が左近の頬に食い込んでプチリ、とその肌を傷つける。
つう、と鮮血が頬の稜線を滑り落ちていく。
暗く歪んだ笑が怖かった。
怖い、というか凍りつくような寒気が左近を襲う。
これが主人以外の男と同衾を許した己への罰だろうか。
恐ろしいと思うと同時に、冷たい鉄甲から伝わる三成の存在感がひどく喜ばしい。
何度も複数の男の欲望を穿たれて疲弊した後孔が三成の吐息でひくりひくりと蠢き出す。
「左近」
三成の唇が左近の耳元に寄せられた。
ねっとりとした声で名前を呼ばれれば、鼓動は跳ね上がるばかりである。
鉄甲の指が、胸の金管に触れてかちりと音がなった。
僅かなその金属音がまるで機械の電源のように左近の体の奥に貯まる感情を湧き出させる。
「あ、あぁ・・・殿」
もう腕を拘束する縄も解けた。
頬を抑える鉄甲にそっと不縛った己の指を重ねた。
詰る言葉も、伝えきれない主人への不満も、これまでの不安も全て、ぐちゃぐちゃに混ざり合って溶けていく。
「殿、淫乱な左近を・・・捨てないでください、」
「何を今更」
「誰と寝ても、殿しか考えられなかったんです」
だから。
「他の男なんて忘れるくらい、殿を」
ください。
最後の一息は森を抜ける風のざわめきに消えてしまった。
夜の森は、風の音しか聞こえないほどに、暗く静かだった。
第8話です。
なんだか空白があると書きたいものが二転三転しますねってことで、サブタイ通りです
知らない方はググってください。
私は左近をどうしたいんでしょうか・・・・
自分の頭の中がわかりません・・・・
とりあえず、なんか、モトサヤに収まった?感じですね。
おさまったのかわかんないですが、
一段落?
いや、でも、山田との絡みをもう少し書きたいけど・・・
うむぅ・・・
続きでとりあえず本文
**俺の左近がこんなに尻軽なはずがない 壁尻編**
その『壁』は拠点の端の林の中にあった。
おそらくは誰も寄り付かないような、昼間でもうっそうとした原生林の中の下草が刈り込まれた一角に。
あと少し奥に行けば、千階の住人が八潮織りなどを研究する施設がある、そんな普通の『人間』がほとんど訪れない場所である。
その壁は少し異様だった。
大きな杉の木の間に木枠と漆喰で塗り固められ作られた壁である。
雨除けのように瓦のひさしが付き、それだけでも自然のままの森とは合いまみえないというのに、その白い漆喰から、生身の臀部が突き出ているというからまた異常なのだ。
『壁尻』
だれが言い出したかはわからないが、漆喰から臀部のみ露出するその姿を表す言葉としては果てしなく正解に近い言葉である。
いつからそこにあるのか、果たしてそれが誰の尻なのかはわからない。
ただ、露出したその臀部にあく穴は赤く売れた排泄腔だけであったからその性別が男であるということは理解できた。
「ほら、ここだ」
「本当にあるのか…趣味が悪いな」
だれも口には出さないが、確実にその『壁尻』のうわさは連合軍内で広まっていた。
人の口には戸が立てられないのは国や時代が違えと手同じことである。
今日もまた、軽装の兵卒が二人連れだってその壁の前に現れていた。
「しかも男じゃないか」
男のうちの一人が尻を見て大きくため息をついた。
おそらく『いい性処理場所がある』とでもふれ込まれたのだろう。
郡内には女性兵士もいるが、彼女たちは女性武将の護衛であり、かなりの手練れであった。
こんな閉鎖された世界で欲求不満になっても吐き出すはけ口はない。
言い寄っても切り捨てられるのが落ちである。
姉川あたりにはそのような風俗施設はあるようだが、ただの一兵卒には敷居が高かった。
そこで広まったのがこの『壁尻』だった。
「無償で性処理ができる場所がある」
どういうからくりかはわからないが、突如としてできた壁尻は利用料を取ることはなかった。
特に何も示されていないが金を払う場所がないからタダでいいのだろう。
そういう見解だった。
「タダなのはいいが、男はな…俺は王元姫将軍とヤってみたいんだ」
壁の尻が男だと分かりむすくれる男に、何度もここを利用したことがあるというもう一人の兵卒がまあまあ、となだめてその尻に近づく。
「俺だって、ヤるならあの貂蝉様がいいに決まってる。だがな、この尻…男だからって舐めないほうがいいぞ」
「どういうことだ」
「下手な女より具合がいいってことさ」
パシン、と男がその尻を叩けばぶるりとその肌が震え、赤く熟れた菊門がひくひくと収縮しだした。
厚く盛りあがった開口部に指をかけて穴を広げれば蠢動する内壁が見える。
おそらく何度も使用されているであろうその排泄腔であったが、広げる指に反発するようにいまだ収縮する力は残っている。
「へえ、お前がそこまで言うなら、本当に悪くないのかもな」
「勿論だ」
渋ってきた男も、淫靡にうごめく後孔にごくりと生唾を飲み込んで、誘うようにひくつく底にぬるりと指を差し込んだ
ふんぐぅぅ、
壁の向こうから低いうなり声が聞こえる。
おそらくこの尻の持ち主だろう。
しかし、布のように阻まれた不明瞭なその声ではその尻が誰のものであるか何て判別できようもない。
それよりも差し込んだ指は深い腸壁に食いちぎられてしまいそうなほどに加えこまれる。
ばらばらと指を動かさなくては持っていかれそうなほどの収縮具合であった。
「うおお、こ、こりゃやべえ」
「だろ?こんなんに突っ込んだら一発で昇天さ」
「しかも、いじるたびに濡れてきやがる…とんだ淫乱な尻だな」
男の指が内壁をいじるたびに女の愛液にも似た分泌液が腸内をぐちょぐちょに濡らしていく。
まるで、そこに肉棒を差し込まれることを望むかのような仕上がり具合に兵卒の二人の興奮も最高潮である。
壁の向こうからも、熱い咆哮のような吐息が途切れることなく聞こえてきていた。
「もう我慢ならねえ!先に行かせてもらうぜ!」
初めてこの壁尻を目の当たりにした兵卒が、我慢が聞かなくなり、自らの下半身を寛げると怒張した一物をその壁尻にあいた唯一の穴に勢いよくねじ込む。
ぐちゅり、ぐぽり。
淫猥な水音を立てて肉棒を飲み込んだ淫穴はひくひくと内部をうごめかせて挿入を喜んでいる。
んふぅあ・・あぐぅ、うふぅ、
壁の向こうの誰とも知らぬ声も挿入から間を置かずにやってきた強い抽挿に戦慄く。
筋肉と脂肪の程よく着いたその尻をつかんで、激しく腰を打ち付ける兵卒の顔は、だんだんと、余裕のない雄の顔になっていった。
「やべっ、もうっ!」
5分もしないうちに男はその尻の最奥で自らの欲望をはじけさせた。
どくどくと直腸に注がれていく精液を壁尻は最後まで搾り取ろうと内壁をうごめかせきつい収縮を繰り返す。
「ん・・・ふぉお・・・!」
引き抜くときには内臓まで一緒にこぼれてしまいそうなほどの圧力。
噂になるほどの名器であるのは確かだった。
「やばいだろ?」
「ああ、これは女が抱けなくなるな」
くぽりと肉棒が抜かれた菊門からは吐き出された白濁の液体がどろりと零れ落ちた。
真っ赤に腫れた縁の肉が、まだ咥えたいとばかりにひく理非くりと開閉を繰り返す。
「じゃあ、次は俺だ」
二人目の兵卒が、肉欲に血走った眼をして壁から突き出す臀部を眺める。
ぬぷり、とまた秘穴に肉棒がねじ込まれる。
うあぁ、とうめくような声が壁の向こうから聞こえたが欲望に支配された男たちには関係のないことだった。
****
それから二人の兵卒が立ち去った後、何人か肉欲に取りつかれた男たちが壁尻の前に現れては思いのたけをその穴に打ち込んでは帰っていった。
人の波が途切れたのはそろそろ夕闇が近づくであろう時刻。
うっそうとした森は葉の黒い影と、赤々とした夕日の光に包まれていた。
「ふむ、今日はここまでじゃの」
「左近はまだ足りなそうではあるが、こう暗くなっては仕方ないな」
がさごそと下草を踏みしめて現れたのは、伏犠と三成であった。
二人は壁から出ている尻ではなく、反対側の隠された側にたって、その尻の本体である男を見下ろした。
壁尻の反対側には、肉棒に真空管のようなものを取り付けられ、布で猿轡を締められた連合軍の軍師・島左近が木製の寝台にうつ伏せに括りつけられていた。
三成がその顔のもとに膝をつき、涙で濡れた顔を舐める。
「ふぉ、の、」
「良かったではないか、今日もたくさんのものに抱かれて満足だろう」
口を釣り上げて浮かべた笑はひどく冷たかった。
眼の奥は笑っていない。暗い光の瞳だ。
唾液に濡れた布の猿轡では不明瞭な声しか出せなく、殿、殿と名前を呼ぶのに、目の前の主人には全く届いていないような気さえする。
「これでまた実験が続けられる、左近、感謝するぞ」
「ふっひ、は・・・んっぐあぁあっ」
「ははは、そう喜ぶようになく出ないわ、年甲斐にもなく苛めたくなってしまう」
股間の下にうずくまった伏犠は尿瓶のような容器に溜まった精気に上機嫌になって笑う。
本日分の精気は十分に溜まったようで柔和な笑顔で左近を値切るようにその背中を撫でた。
ほっとその体が弛緩するのを見ると、肉棒に嵌めこまれた真空管を力任せに引きぬくあたり、この仙人の本性が笑顔の仮面の奥に見えるようなきがするのだ。
「それではわしは、後ろの始末をして帰るとしようか。三成、あとは頼む」
「貴様に頼まれなくとも家臣のことは俺が面倒を見る」
硝子作りの器具をそっと地面に置くと伏犠は壁の向こうに消える。
三成はその姿を見送るとようやく戒められた左近の口元を開放した。
「と、のぉ」
こぼれ落ちるのは欲情に濡れた家臣の声。
まだ足りんのか淫乱め、と鼻で笑えば、その瞳に涙をたたえる。
「良かったではないか、貴様のような淫乱な男が必要とされる仕事もあるようだ」
「そ、んな・・・殿、俺は・・・左近は」
「淫乱ではない?」
弁解するように声を震わせて三成にすがりつく勢いの左近に冷たい言葉を浴びせかける。
先日乳首に貫通させた金環をおもむろに引っ張りあげれば、ヒイィ、と喉の奥を鳴らして左近が痛ましい声で泣いた。
しかし、そんな姿も三成には響かない。
痛めつけることによってさえも反応する陰茎が目に入るからだ。
「こんな刺激で高ぶらせる貴様は淫乱ではない?」
「・・・と、の、これは・・・」
顎を掴まれて潤んだ瞳の奥を覗かれれば左近の体は収縮する。
事後処理は終わったのだろう、伏犠は硝子の器具とともに消え、左近の尻はあの壁から開放されていた。
「何だ」
「これは・・・その、」
「仕事だから致し方無い、か?それとも構わぬ俺が悪いと詰るか?」
三成の鉄甲の嵌められた指が左近の頬に食い込んでプチリ、とその肌を傷つける。
つう、と鮮血が頬の稜線を滑り落ちていく。
暗く歪んだ笑が怖かった。
怖い、というか凍りつくような寒気が左近を襲う。
これが主人以外の男と同衾を許した己への罰だろうか。
恐ろしいと思うと同時に、冷たい鉄甲から伝わる三成の存在感がひどく喜ばしい。
何度も複数の男の欲望を穿たれて疲弊した後孔が三成の吐息でひくりひくりと蠢き出す。
「左近」
三成の唇が左近の耳元に寄せられた。
ねっとりとした声で名前を呼ばれれば、鼓動は跳ね上がるばかりである。
鉄甲の指が、胸の金管に触れてかちりと音がなった。
僅かなその金属音がまるで機械の電源のように左近の体の奥に貯まる感情を湧き出させる。
「あ、あぁ・・・殿」
もう腕を拘束する縄も解けた。
頬を抑える鉄甲にそっと不縛った己の指を重ねた。
詰る言葉も、伝えきれない主人への不満も、これまでの不安も全て、ぐちゃぐちゃに混ざり合って溶けていく。
「殿、淫乱な左近を・・・捨てないでください、」
「何を今更」
「誰と寝ても、殿しか考えられなかったんです」
だから。
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プロフィール
HN:
そらちしいね
年齢:
124
性別:
女性
誕生日:
1900/04/14
職業:
事務員
趣味:
妄想
自己紹介:
空知椎音です。
日記という名の萌がたり・妄想垂れ流し、アニメリアタイ実況、マンガ感想などはだいたいツイッターで垂れ流しています。
こちらは完全に小説置き場になっていますので、日常日記はほぼありません。
支部にも同時にUPしています。
(10932のみ支部限定)
現在視聴中(ツイッターリアタイ実況)のものは匿名、単車魔法使いです。
アニメ見れてないなあ・・・
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日記という名の萌がたり・妄想垂れ流し、アニメリアタイ実況、マンガ感想などはだいたいツイッターで垂れ流しています。
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